ハルビンでの留学
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ハルビンに留学する最大のメリットはなんといっても普通話がキレイなことでしょう。ハルビンは長春と並んで中国で普通話の発音が最もキレイな街として知られています。これだけを理由に、留学先としてハルビンを選ぶ人も少なくありません。
ただ、日本人にとってなじみの薄い町であるため、ハルビンで学ぶ日本人留学生は多くありません。どこに行っても日本人だらけということはないでしょう。逆に、地理的関係からロシア人の留学生が最も多いです。
ハルビンに留学する上での最大のネックは、冬の厳しい寒さです。厳冬期には気温がマイナス20度以下に下がります。しかし、寒いのは外だけです。「暖気」と呼ばれる暖房器具が24時間ついているため、室内の温度は真冬でも20度以上です。
日本人が少なく、普通話の発音もキレイ。物価も沿海部の大都市に比べると低めです。ハルビンへの留学を検討する価値は十分あるといえます。 |
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ハルビンの基本知識
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ハルビンは黒龍江省の省都である。清代に入って開発が進められるようになったが、帝政ロシアによる東清鉄道の建設が始まった19世紀終盤になってからである。建設にたずさわるロシア人が多く居住するようになり、ロシア正教の教会などが多く建てられた。今でもソフィア聖堂など異国情緒あふれる街並みが残っている。
ハルビンは黒龍江省の経済の中心地である。古くから農業のほか、松花江などでの漁業が盛んであった。現在では鉱工業のほか、中国国内ではハルビンビールでも有名である。
地理的関係からロシアからの観光客が多い。また、毎年冬に開かれるハルビン氷祭りが有名で、中国各地から多くの人が訪れる。 |
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ハルビンのデータ
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人口:987万人(2007年)
面積:53,068平方キロ
行政区分:副省級城市 |
ハルビンの気候
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1月平均最低気温:-23.9度
7月平均最高気温:28.0度
年間降水量:524.3mm
年間日照時間:2,571.1時間 |
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